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もはや情報収集に欠かせない! Twitterをもっと便利に使いこなす
いまやその名を聞かない日はない「Twitter」。ここ1年ほどでサービスの携帯電話対応が進み、さらにTwitterを活用したテレビ番組などが増えた影響もあってか、PCやモバイルにそれほど詳しくないユーザー層にも浸透してきた。2009年から急激に普及の進んだTwitterだが、2010年は日常に定着してきた1年と言えそうだ。あらためてTwitterの現状を振り返るとともに、周辺サービスの動向などを見てみよう。
Twitter http://twitter.com/ |
●Twitterの基本を再確認!
Twitterは2006年にまず英語版サービスとしてスタートした。140文字のツイート(つぶやき)を中心にしたシンプルなコミュニケーションという根幹部分は当初から変わっていないが、リツイートやリストといった機能を少しずつ追加している。まずは、Twitterの基本的な要素を再確認しておこう。
◆Twitter
http://twitter.com/
Twitterのすべての基本となるサイト。ツイートの入力やタイムラインの閲覧、フォロー・フォロワーの確認などが行える。9月に新ユーザーインターフェイスが導入され、見栄えも操作性も大幅に変わった。
◆Twitter Help Center
http://support.twitter.com/
Twitter公式サイト内にあるヘルプ記事。以前から公開されているブログベースのヘルプよりはるかに詳しい解説がなされており、Twitter基礎知識や用語集、トラブルシューティング、細かな仕様の紹介など内容充実。困ったときにまずは読みたいページだ。
◆Twitterブログ
http://blog.twitter.jp/
Twitterの最新動向を日本語で紹介するブログ。新機能・新サービスについても詳しく、11月18日には外国語ツイートの日本語翻訳表示機能を段階的に実装すると告知している。
◆Twitterのステータス
http://status.twitter.jp/
Twitterは非常に利用者が多い影響もあってか、深夜帯などに利用できなくなるケースがままある。こちらのページでは定時メンテナンスを含めたサービスの運営状況をいちはやく伝えている。Twitterにアクセスできない時に参照しよう。
◆Twitter(携帯電話向け)
http://twtr.jp
2009年ごろのTwitterは、日本国内向け携帯電話にフル対応しているとはいえなかった。現在は大幅に改善され、実用に十分耐えるものとなっている。さらに10月には、ツイートやメッセージ受信通知を携帯電話メールで受け取る機能も追加された。
◆twinavi
http://twinavi.jp/
米Twitter社と協力して日本向けのサービス展開などを図っているデジタルガレージグループが運営。このことから「Twitter公式ナビゲーター」と位置づけられている。ガイド記事はもちろん、有名人アカウント集など、Twitter初心者向け記事が豊富。
◆ついっぷるナビ
http://navi.twipple.jp/
NECビッグローブが運営するポータルサイト。著名人アカウントの紹介が中心だが、各アカウントの直近100ツイートを分析して、頻出するキーワードの比率をグラフ化するといったお役立ち系機能も提供している。
●Twitterをもっと便利に!
Twitterは基本的に、テキスト文の表示に特化したシンプルなサービス。Twitterをより便利に使うための専用クライアントや写真のアップロード機能は、外部企業が独自に提供しているケースがほとんどだ。これら周辺サービスにもぜひ注目しておこう。
◆モバツイ
http://www.movatwi.jp/
携帯電話のブラウザーでTwitterにアクセスするためのサービスで、もともとは「movatwitter」の名称で2007年から提供されていた。現在の名称へと変更されたのは今年3月。Twitter公式サイトはまた異なる機能拡張を果たしている。
◆Twitter(iTunes)
http://itunes.apple.com/jp/app/twitter/id333903271?mt=8
スマートフォン、特にiPhone向けのTwitter用クライアントアプリは数多くリリースされている。中でも、この「Twitter」は公式アプリ的な位置づけで、今年5月から無料配布を開始した。これに先だって、米Twitter社は「Tweetie」というアプリの開発企業を買収している。機能面では、このほど「@関連」をほぼリアルタイムで受信できるようになった。iPadでも利用可能。
◆ついっぷる
http://twipple.jp/
PCのブラウザーからログインして利用するTwitter用クライアント。ユーザーインターフェイスが整理されており、Twitter公式サイト(Twitter.com)単体では利用できないURL短縮機能も手軽に利用できる。ツールバーやiPhone向けクライアントも公開中。
◆Janetter
http://janetter.net/jp/
Windows PCにインストールして使うネイティブアプリタイプのTwitterクライアント。複数アカウントの同時使用に対応、タイムラインも複数同時表示できる。このほかにも、ツイートによる会話を後から辿りやすくするなど、各種の便利機能を搭載している。
◆HootSuite
http://hootsuite.com/
Twitter以外のSNSとの同時投稿、時間指定ツイートなどさまざまな機能を備えたTwitterクライアント。基本的にはPC用ブラウザー向けのサービスだが、スマートフォンなどからも利用できる。無料版に加え、月5.99ドルの有料版サービスもある。
◆ついっぷるフォト
http://p.twipple.jp/
「ついっぷる」の名称を関したTwitter関連サービスは数多く立ち上げられており、写真投稿機能もその1つ。TwitterのIDでログイン後、ブラウザー上で画像ファイルを指定すると、ツイートと同時に投稿できる。
◆モバイル版Twitterとの連携を開始しました(フォト蔵)
http://news.photozou.jp/2010/04/twitter-1.html
ジンガジャパンが運営する「フォト蔵」では、Twitter公式サイトのモバイル版と連携。写真をメール添付すると、画像アップロードとURLのツイートが1アクションでできる。このほか、「フォト蔵」本体でもTwitter連携機能を別途提供している。
◆twitvideo
http://twitvideo.jp/
デジタルガレージグループのDGモバイルが運営する、動画・静止画両対応サービス。TwitterのIDとパスワードでそのままログインし、m4v形式のビデオ、JPG形式の画像などをアップロード、そのURLをツイートできる。
◆Twitpic
http://twitpic.com/
英語版サービスながら、日本でもよく知られた画像アップロードサービス。iPhone用のTwitterクライアントで写真付きツイートを行うと、このTwitpicに自動掲載されることも多い。TwitterのIDでログインすれば、これまでにアップロードした画像の管理なども行える。
◆Plixi
http://plixi.com/
こちらも英語主体の写真アップロードサービス。これまで「TweetPhoto」の名称で提供されていたサービスが名称変更された。
◆bit.ly
http://bit.ly/
数十文字と長くなりがちなURLを短縮、最大140文字というツイート制限を有効活用するためのサービス。利用するクライアントによっては自動的にURL短縮化してくれるケースもあるが、Twitterの本家サイトからツイートする場合には欠かせないだろう。
◆Google URL Shortener
http://goo.gl/
短縮URLサービスはさまざまな企業が提供中。Googleによるこちらのサービスは、その中でも新しい部類に入る。利用方法は他のサイト同様簡単で、フォームに変換したいURLをコピー&ペーストするだけ。
◆Google リアルタイム検索
http://www.google.co.jp/realtime
Twitterなどに特化した検索サービス。適合度順ではなく、新着順にツイートを検索してくれるのが特徴。例えば、テレビで今まさに話題になった単語などを検索すると、その効果のほどが分かるだろう。なお、Googleの通常の検索ページからも簡単に利用できる。
●外部サイトでTwitter連携!
Twitterの魅力は、さまざまな手段で外部サイトと連携できるところにもある。サイトごとの会員登録をせずにTwitterのIDでログインしたり、複数人のツイートをまとめて再整理したり、サイトの利用状況をツイートで告知したり……。その応用ぶりを楽しんでみよう。
◆Togetter
http://togetter.com/
さまざまな人のツイートを1つにまとめ、テーマごとの“ツイート集”のような形に整理するためのサービス。自分がフォローしていないユーザーの注目発言を、後からさかのぼって読みたい場合などに便利だ。
◆ふぁぼったー
http://favotter.net/
Twitterに標準搭載されている「お気に入り(Favorite)」機能を活用。不特定多数のユーザーのデータを集計し、お気に入り登録されたツイートのみをサイト上に掲載する。笑える発言、ためになる発言をサクッと探したい時に役立つ。
◆buzztter
http://buzztter.com/ja
Twitterのパブリックタイムラインに集約されるツイートを分析し、注目のキーワードを判別。一覧として表示してくれるほか、任意に検索してまとめ読みすることができる。
◆ツイキャス
http://twitcasting.tv/
iPhone専用アプリで撮影した映像を、ライブストリーミング配信するためのサービス。PC向けサイトからは、映像の視聴が可能。配信ユーザーの利用しているTwitterアカウントも同時にわかる。
◆TweetMap
http://tweetmap.info/
位置情報付きのツイートを集約し、Googleマップ上にオーバーレイ表示するサービス。フォローしていないユーザーのツイートも表示される。自分の生活エリア周辺で、どんな発言がなされているか簡単に把握できる。
◆Twitter 関連情報
http://twitter.com/about/resources
Twitterの機能の一部を、自分が運営しているブログやホームページに取り込むのは比較的簡単。自分のツイートをウェブサイト上に表示するための「ウィジェット」、ページURLを手軽にツイートしてもらうための「ツイートボタン」などがTwitter公式サイトに用意されており、そのほとんどはソースコードを貼り付けるだけで使用できる。
◆Twilog
http://twilog.org/
サイト上で登録しておくと、自分のツイートを自動的に集約し、twilog.orgドメイン下のブログとして公開してくれる。Twitterもブログもやりたいが、2つの更新は面倒だと言う人に便利かも?
◆Twitterでブログをもっと楽しもう(ライブドア ブログ)
http://blog.livedoor.com/twitter/
大手のブログサービスでは、Twitter機能を標準で取り込んでいるケースがある。ライブドア ブログでは、ブログの新規投稿時に当該URLを自動でツイートしたり、自分のツイートをまとめてブログに表示する機能が利用可能。ブログ管理ページでTwitterのIDをあらかじめ指定しておこう。
◆mixi ボイス
http://mixi.jp/recent_voice.pl
国内最大手SNSのmixiでは、Twitter風の一言メッセージ機能「mixi ボイス」を提供しているが、ここにTwitterでのツイート内容を流し込むことが可能。Twitterとmixi ボイスの2つの更新を、1回の操作で行える。
◆はてなブックマーク x Twitter 連携機能
http://b.hatena.ne.jp/guide/twitter
ソーシャルブックマークサービス「はてなブックマーク」もTwitterと連携可能。事前に設定しておくと、はてなブックマークにブックマークを登録すると同時に、その内容がTwitterへも投稿される。その逆で、Twitter投稿にあわせてはてなブックマーク登録を自動実行する機能もある。
◆Twitterとニコレポ連携機能追加(ニコニコ動画)
http://blog.nicovideo.jp/niconews/2010/01/006231.html
ニコニコ動画には、サイト内の利用動向を表示する「ニコレポ」機能があるが、この更新状況の一部を自動ツイートすることが可能。「ニコレポ」を公開設定にした上で、TwitterのIDを登録しよう。また、各動画のページには「ツイートする」ボタンも設置されている。
◆YouTube 動画の共有
http://www.google.com/support/youtube/bin/answer.py?hl=jp&answer=57741
動画配信サイト「YouTube」では、視聴した動画を友人・知人に知らせるための手段が多数用意されている。もっとも基本的なのはメールだが、ご多分に漏れずTwitterにも対応。動画表示部分下部の「共有ボタン」をクリックすると、各種設定が行える。
◆Twitter(Facebook)
http://www.facebook.com/apps/application.php?id=2231777543
日本国内でも注目度の上がっているFacebookだが、Twitterとほぼ同じ感覚でメッセージ投稿できる「ウォール」という仕組みが備えられている。Facebook上であらかじめアプリ利用登録を行えば、Twitterのツイートをウォールに自動で流し込むことも可能だ。
◆Ping(アップル)
http://www.apple.com/jp/itunes/ping/
http://blog.twitter.jp/2010/11/twitter-ping.html
アップルのコンテンツ配信サービス「iTunes Store」と連携した音楽専門のSNS。お気に入りの歌手やおすすめ楽曲などを登録して楽しめるが、その利用状況をTwitterにも出力できる。なお、利用には「iTunes」のインストールが別途必要。
◆ロケタッチ
http://tou.ch/
iPhoneや携帯電話から利用できる、位置情報活用型のスタンプラリー風サービス。単体でも遊べるが、どのお店・施設に“タッチ”したかを自動でツイートするための機能が盛り込まれている。
◆はてなココ
http://c.hatena.ne.jp/
いま現在滞在している店舗や施設の情報「イマココ」を、ウェブ上で表示可能。その利用状況をTwitterのツイートとしても自動的に投稿できる。
◆グルーポン
http://www.groupon.jp/
2010年に急増したクーポン共同購入サービスは、Twitterをはじめとしたソーシャル系サービスへの対応度が非常に高い分野だ。最大手のグルーポンでも、各クーポンの詳細ページに「ツイートする」ボタンなどを設けている。
◆おけったー
http://oketter.okwave.jp/
http://ok7.okwave.jp/
TwitterのIDで気軽にログイン、質問とその回答をユーザー同士で投稿しあうサービス。質問文などは各ユーザーのTwitterにも反映されるほか、「バッジ」を集めるというゲーム的要素も盛り込んでいる。なお、運営元のオウケイウェイブでは、「OK7」という別種のTwitter活用型サービスも展開している。
◆がばったー
http://govtter.openlabs.go.jp/
各地の地方自治体や政府のTwitterアカウントを集約したポータルサイト。経済産業省が運営している。100以上のアカウントが登録されており、地域別に絞り込み表示することも可能。
◆ピーチク
http://ptic.jp/
現在放送しているテレビやラジオの番組を楽しみながら、同時にツイートしようというサービス。放送局ごとにページが分かれており、他のユーザーが今まさにどんな気持ちで番組を見ているか把握できる。TwitterのIDでログイン可能。
◆SyncList for TV
http://synclist.jp/
自分が見たいテレビ番組を、通常番組表から、あるいは他のユーザーの情報を参考にしながらリスト化できるサービス。作成したリストは、ツイートすることができる。
◆ツイスタ
http://twitstadium.twinavi.jp/
Jリーグのファン向けサイト。次節対戦カードごとに作成されたページに、両チームごとの関連ツイートを表示してくれる。運営は、サッカー中継で知られるスカパー!(スカパーJSAT)。
◆ホリプロガールズ
http://horipro.girlslog.jp/
芸能プロダクション「ホリプロ」に所属する女性タレントのツイートをまとめて表示。TwitterのIDを使って直接返信したり、リツイートすることもできる。
◆twitter on おむすび(ファミリーマート)
http://www.family.co.jp/campaign/twitter_omusubi/
Twitterで寄せられた意見を集約、人気投票を経た上で実際に新作おにぎりを開発しようという企画。1位となった「明太チーズと青じそごはんおむすび」(128円)をはじめとした3品が、11月30日に発売された。Twitter利用者を巻き込んで商品化企画は、今後も増えていきそうだ。
(2010/12/10)
[森田 秀一]