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「Dropbox」のiOSアプリ、撮影画像のPDF化とOfficeとの統合機能を追加
2016年6月23日 14:38
Dropboxは、iOS向けアプリをアップデートし、アプリ内でOffice文書を新規作成できる機能と、カメラの撮影画像をOCRスキャンしてPDF化する新機能を追加した。
新バージョンのDropboxアプリでは、画面下部に[+]ボタンが追加され、これをタップすると、「ドキュメントをスキャン」「写真をアップロード」「ファイルを作成またはアップロード」の3つの項目が表示される。
「ドキュメントをスキャン」を選ぶと、カメラでメモなどを撮影して画像の角度などを調整し、モノクロPDF化して、Dropboxにそのまま保存できる。PDFはOCRスキャンされるため、有料版のDropbox for Businessユーザーであれば、テキスト検索を行える。
「写真をアップロード」を選ぶと、「写真」アプリに切り替わり、iPhoneに保存されている画像をDropboxに直接アップロードできる。
「ファイルを作成またはアップロード」を選ぶと、Officeアプリに切り替わり、Word、Excel、PowerPointのドキュメントを新規作成してDropboxに直接保存できる。
なお、あわせて公開された動画では、Windows/Macのデスクトップアプリでのファイルやフォルダーの共有について、右クリックからの共有やコメントの追加機能について触れられているが、これらの機能は以前から利用可能となっていた。