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「N予備校」一般向けにも提供開始、大学受験とプログラミングがネットで学べる
2016年7月14日 16:25
学校法人角川ドワンゴ学園 「N高等学校」(N高)は14日、これまで同校の生徒向けに提供してきた双方向学習システム「N予備校」の一般向け提供を開始した。無料の「大学受験コース」と、月額1000円のN予備校生限定の「プログラミング」の受講が可能。
N予備校は、niconicoアカウントでログインすれば講座を受講できる。Android/iOS用の「N予備校」アプリのほか、PCでも利用が可能。対応するウェブブラウザーはGoogle Chrome最新版となる。
N高は、今年4月1日に開校した単位制の通信制高校。高校卒業資格取得のための授業やレポート提出をインターネットで行うのが特徴。N高の生徒が空いた時間に受けられるネット課外授業を提供しているのがN予備校だ。
各業界のプロフェッショナル講師陣による大学受験コース、プログラミング、文芸小説、ゲーム、アニメ、ファッション、美容などのカリキュラムを双方向の授業としてN高生向けに提供。今回、このうち「大学受験コース」と「プログラミング」が一般向けに提供される。
プログラミングは、「Webプログラミング」(1コース)、「Linux開発環境構築」(1コース)、「Webアプリ」(2コース)について、月額1000円のN予備校生になることで受講が可能。初心者がゼロから始めて、最終的にはニコニコ動画のようなサービスを構築できる技術までを学べるという。ドワンゴで実際にサービス開発を担ったエンジニアが講師を務め、市販の教科書には書かれていない開発の実体験に基づいたノウハウが詰まった授業が提供されるという。プログラミングスキルに加え、エンジニアとして必要な開発環境の構築、コンピューターサイエンスといった知識が包括的に身に付けられるカリキュラムとのこと。
大学受験コースは、当面は無料ですべての講義を受講できる。「英文読解」「英文法」「数学I・A」「数学II・B」「現代文読解」「古文読解」「古典文法」「物理(力学・熱力学・原子)」「物理(電磁気・波動)」「化学(理論)」「化学(有機・無機)」「世界史」「日本史」の各コースがあり、それぞれ「ベーシック」「エキスパート」などが用意されており、8月末まではニコニコ生放送でも授業の動画が公開される。