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Seagateのデータ復元サービス付きHDDを搭載したQNAP製NAS、フォースメディアが販売
2016年7月20日 12:30
使っているHDDが故障してデータが読み出せなくなる…。こんな辛い経験を持っているユーザーも多いはずだ。株式会社フォースメディアでは、台湾QNAP製のNAS製品において、データ復元サービスが付属したニアラインクラスのSeagate製HDD搭載モデルを、7月より販売開始した。
HDDに付属する「+Rescue データ・リカバリ・サービス(Seagate Rescueサービス:SRS)」とは、システムの故障や停電によってデータが破損した際に、Seagateがデータを復元してくれるもの。
データが破損したHDDをSeagateのリカバリラボまで送ると、専任の担当者がユーザーのデータ損失状況を診断して、損失したファイルやデータの復元を実施。復元されたデータをUSBまたは外付けストレージデバイスに保存して、通常16営業日以内に返送してくれる。
人的なミスやRAIDの偶発的な故障によって損失したデータの復元にも対応しており、復元成功率は90%以上とのことだが、製品の損傷が激しい場合など、復元不可能な場合もあるとした。
またフォースメディアでは、QNAP NASのニアラインクラスHDD搭載モデルを購入したユーザーに、SRS付きHDDをサービス費用の追加なしで搭載する「+Rescue 無料キャンペーン」も実施している。SRS付きHDDでは、リカバリラボでの復元作業1回分の費用が標準価格に含まれているとのことだ。期間は9月30日受注分までで、対象製品は以下の通りとなる。