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企業向け動画サービス「Microsoft Stream」プレビュー公開

 Microsoftは18日、企業向け動画サービス「Microsoft Stream」プレビュー版のウェブサイトを公開した。

 Streamは、動画のアップロード、共有、タグ付けが可能な企業向けの動画サービス。「onmicrosoft.com」「contoso.com」などの企業向けMicrosoftアカウントでサインインして利用できる。

 動画はドラッグ&ドロップで登録できるほか、共有時には、共有先を指定しないパブリックな共有のほか、社内、グループなどを選ぶことができる。また、メールで動画を共有することも可能。

 関連する動画がハッシュタグからすぐに見つけ出せるほか、関連語やお気に入りのビデオなどから機械学習により“トレンド”動画を探し出せるという。顔検出による検索なども利用できる。

 カスタムチャンネルの作成も可能で、例えば、関連ビデオを登録して社内向けの動画マニュアルなどを作成できる。閲覧するデバイスの種類も問わないという。

 MicrosoftではStreamについて、「Microsoft PowerApps」「Microsoft Flow」「SharePoint」と統合する予定で、現在の「Office 365 Video」プラットフォームに代わり、最終的にはOffice 365の標準動画プラットフォームとなる予定としている。

 Microsoftでは、企業向けアプリのマーケットプレイスにおいて、今月中にMicrosoft Stream APIsを公開予定。パートナー企業はこれを組み込んだカスタムアプリケーションを作成可能になるという。