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ヤフー、携帯電話向けの14サービスを12月までに終了

 ヤフー株式会社は、提供しているiモード、EZweb、Yahoo!ケータイ向けの携帯電話版サービスについて、9月30日に3サービス、12月14日に11サービスを終了することを発表した。

 「Yahoo!検索」は、画像検索のみが終了し、テキスト検索は継続する。また、ユーザーが保有するTポイントやキャンペーンを一覧できる「ポイント」サービスも12月14日に携帯電話版のサービスを終了する。

 ヤフーは8月30日に、フィーチャーフォンとスマートフォンの利用率や満足度について、3月に行ったインターネット調査の結果を公開している。それによると、40代では7割以上、50代では約6割、60代以上では3割以上がスマートフォンに移行している。ただし、50代では45%、60代以上では60%が依然としてフィーチャーフォンを利用していることになる。

 これまで広くにフィーチャーフォンで使用されてきた「SHA-1」方式のサーバー証明書は、ハッキング手口の巧妙化によって偽造される危険性が高まっているとし、より高セキュリティの「SHA-2」方式のサーバー証明書の利用が広まっている。「SHA-2」に対応するフィーチャーフォンの機種が限られることから、ヤフーではスマートフォンへの移行を推奨するとしている。

 なお、JR東日本が提供している「モバイルSuica」は、8月24日より「SHA-2」方式と「TLS1.0以上」に対応しないフィーチャーフォンでの利用ができなくなっている。