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ソフトバンク、Bluetooth接続したスマホで自動解錠できるドアノブ「AMADAS」

 ソフトバンク株式会社は25日、スマートフォンで鍵を開けられるドアノブ「AMADAS」を販売開始した。対応するスマートフォンはAndroid 4.3以上/iOS 8.0以上。価格は4万2000円(税込)。

 専用アプリをインストールし、オートロック機能が設定されたスマートフォンが一定の距離に近づくと、Bluetoothで接続されて自動的に解錠できる。スマートフォンがなくとも、ドアノブのレバー上部にあるキーパッドから暗証番号を入力することで解錠ができる。

 BLE 4.1に対応しており、ドアノブ部分に内蔵された単三電池×2本で約1年間駆動する。電池が切れた場合は、外ノブのレバー先端に搭載されたセンサーにスマートフォンのフラッシュなどから光を約20秒かざすことで、1回分の電力が急速充電される。また、万一のために物理的なマスターキーも提供されるため、故障時には直接解錠できる。

 一般的な工具があれば、TUBULARタイプ、MORTISEタイプ、ハイブリッドタイプのドアノブと交換可能。レバーの稼働領域を設定できるため、右側にも左側にも設置できる。ドアのホール直径が44~80mm、厚みが30~80mm、縁からドアホール中心部までの距離が60~70mmのドアに設置が可能で、鉄材と木材のどちらのドアにも設置できる。

 同製品は韓国AMADASが開発したもの。ソフトバンクでは、アイデアや試作中の製品を商品化に向けて支援する消費者参加型プラットフォーム「+Style」の「ショッピング」カテゴリーで販売される。