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「WebPay」のサービス終了発表を受け、PayPalが移行サポート実施

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 ウェブペイ株式会社が提供するクレジットカード決済サービス「WebPay」サービス終了が発表されたことを受け、PayPalの東京支店は29日、ウェブペイと連携した移行サポートを行うと発表した。

 WebPayは、2017年4月30日23時59分以降の課金機能の停止およびAPIの提供を終了し、5月31日の最終売上入金をもってサービスを終了すると発表している。これを受けて、PayPalには多くのWebPayユーザーからPayPalへの移行に関する相談を受けていたという。

  PayPalでは円滑な移行をサポートするために、積極的な技術支援を行うとしている。PayPalは多通貨決済に対応するほか、最短3日の入金サイクル、モバイル向けに最適化された機能を備える。また、16桁のカード番号による支払いにも対応しており、高い互換性を持ちながら柔軟なシステム連携が可能なAPIも利用できるとしている。

 WebPayユーザー対象のキャンペーンとして、同サービス終了までにPayPalへ移行した法人先着50社にPayPal決済手数料3カ月分を無料にする。移行後3カ月間は、発生するPayPalトランザクションに対し、決済手数料の全額をキャッシュバックする。