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「LINE災害連絡サービス」追加、自分が無事かどうか簡単に投稿可能
2017年3月2日 15:14
LINE株式会社は2日、「LINE」のAndroid/iOSアプリにおいて「LINE災害連絡サービス」を追加したと発表した。大規模な災害が発生した際に、自分が無事かどうかを家族や友人に知らせるためのもの。災害が発生した国のアカウントを保持しているユーザー全員に対して、「LINE」公式アカウントのトーク上で自動的にメッセージが届くため、そこに表示される「被害があります」「無事です」「災害地域にいません」という3つの選択肢のいずれかを選択することでタイムライン上に投稿され、家族・友人などに状況を伝えられる仕組み。位置情報を付けることも可能だ。
LINEによると、「2011年6月に誕生した『LINE』は、3月11日の東日本大震災で大切な人と連絡が取れなかった経験をもとに生まれた」という。また、2016年4月に熊本地震が発生した際には、日本国内でのトーク送信数が通常の2倍になるなど、LINEでのコミュニケーションが急増。コミュニケーションインフラとしての役割を担っているという。新たに提供するLINE災害連絡サービスにより、これまでよりも簡単に自分の無事を知らせたり、家族や友人の安否を確認することができるとしている。
「緊急時に役立つスマホ・LINEの使い方」の2017年版リーフレットも配布を開始した。災害や事故などの緊急時にLINEの機能を使って家族などと円滑に連絡を取り合う方法や、正確な情報をいち早く収集する方法などをまとめている。PDFファイルをダウンロード提供しており、学校や地域で配布するなど自由に活用できる。
東日本大震災被災地の復興活動・団体へのLINEを通じた寄付も受付を開始した。4月4日まで「SMILE東北支援LINEキャラクターズ」スタンプを販売。8作品1セットで120円(LINEコイン:50コイン)となっており、売上の全額を東北の復興活動を行う5団体に寄付する。また、LINEユーザーからLINE PayとLINEポイントによる寄付も4月4日まで受け付ける。