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YouTube、視聴回数1万未満のチャンネルは広告を非表示に、広告収入目的の違法アップロードを受けて

 Googleは7日、YouToubeパートナープログラムの参加条件を一部変更し、チャンネルの合計視聴数が1万回に満たないチャンネルには広告を配信しないことを発表した。なお、同日までに獲得した収益への影響はないとしている。

 チャンネルの運用開始から収益化までに一定の期間を設けることで、収益化の妥当性や、チャンネルがコンテンツガイドラインおよびコミュニティガイドラインに則しているか判断できるようになるとしている。

 数週間以内に新規のYouToubeパートナープログラム申請者に対する審査プロセスも適用される。チャンネルの合計視聴数が1万回に達したクリエイターに対して、活動内容がポリシーに順守しているかどうか審査される。問題がないと判断されたチャンネルは同プログラムに登録され、掲載動画に広告が表示されるようになる。

 Googleによると、動画の広告収入を得るクリエイターが増えた一方で、広告収入を目的とした第三者によるコンテンツの再アップロードなど著作権侵害行為が見られるようになったそうだ。YouTubeでは、クリエイターの収益が守られる仕組み作りの一環として、なりすましチャンネルの報告機能を提供するなど、ポリシーに違反するチャンネルの停止を進めているという。