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AvastとAVG、Androidアプリでもスキャンエンジンを統合、「Avast Mobile Security & Antivirus」「AVG AntiVirus for Android」最新版で

 Avastは11日、買収したAVGのモバイル脅威検出技術を統合したAndroid向けセキュリティアプリの最新版「Avast Mobile Security & Antivirus」「AVG AntiVirus for Android」の提供を開始した。

 2016年10月のAVG買収後も個別に存在していたウイルススキャンエンジンが、1つに統合されている。また、それぞれの機能を互いに実装するなど、機能の共通化も進められている。

 Avast Mobile Security & Antivirusの最新版では、スマートフォンに保存された画像を暗号化し、PINコードで保護されたコンテナに格納する「フォトボールト」、指紋やパターンでロックを解除できる「アプリロック」、使用していないアプリやBluetooth、画面設定などのアクティビティをオフにしてバッテリー消費を抑える「パワーセーブ」の各機能を新たに搭載している。

 AVG AntiVirus for Androidの最新版では、UIのデザインを一新。リモートでの設定変更、アプリのオンライン制御、サイレンの鳴動、カスタム画面メッセージの表示が可能な「盗難対策機能」、知らない相手や非通知の相手からの電話をブロックしたり、留守番電話に転送できる「通話ブロッカー」、インストールされているアプリがアクセス可能な情報を把握できる「アプリの許可状況」、データやキャッシュをクリーニングしてスマートフォンの速度や性能を向上する「セーフクリーン」、Wi-Fiの上り・下り通信速度を測定できる「Wi-Fiスピードテスト」の各機能を新たに搭載している。

「Avast Mobile Security & Antivirus」の画面
「AVG AntiVirus for Android」の画面

 Avastでは、Androidセキュリティアプリユーザーの使用状況を分析した2017年第2四半期のモバイル脅威に関する動向もあわせて発表している。Android OSを標的とした攻撃は、前年同期比から約40%増加しているという。

 また、Avast分析チームが追跡しているウイルスの数についても、22.2%増加して1カ月平均788種類に上った。1カ月の平均攻撃回数も120万回から170万回に増えたという。