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一般的なブロードバンド利用者のトラフィック量、4年で3.6倍に


 インターネットイニシアティブ(IIJ)は24日、4月から6月までのインターネットの利用状況やセキュリティ情報を紹介するレポート「IIR(Internet Infrastructure Review)vol.4 August 2009」を公開した。それによれば、一般的なブロードバンド利用者のトラフィック量が、4年で3.6倍に上昇したという。

 2009年5月におけるブロードバンド利用者1人あたりの1日の平均トラフィック量は、アップロードが556MB、ダウンロードが971MB。この数値を2005年2月のデータ(アップロードが430MB、ダウンロードが447MB)と比較すると、アップロードは約1.3倍、ダウンロードは約2.2倍に上昇したことがわかった。

 大きな伸びを示したダウンロードについては、P2Pファイル共有などを利用するヘビーユーザーの通信量が2GB前後で大きな変化はなかったが、一般的なブロードバンド利用者の通信量が32MBから114MBと約3.6倍も上昇。IIJでは、「一般利用者のリッチコンテンツの活発な利用などによる、トラフィックへの影響がうかがえる」と分析している。

 また、受信メール全体に対する迷惑メールの割合は81.6%。迷惑メールの送信元では全体の11.8%を占めたブラジルが1位。日本国内からの迷惑メールは、送信側の対策が進んでいることから2.6%にとどまった。日本に送られてくる迷惑メールの大部分は海外から送信されていることから、「引き続き迷惑メール対策の国際連携が重要」としている。

 このほか技術レポートでは、ID・パスワードなどを盗むマルウェア「Gumblar」の実態などについて解説している。


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(増田 覚)

2009/8/24 16:20

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