「セカイモン」にデジタルガレージが資本参加、Twitterで活性化

　デジタルガレージ、ネットプライスドットコム、イーベイ・ジャパンの3社は17日、オークションサイト「セカイモン」の事業で連携を強化すると発表した。

　ネットプライスドットコムの連結子会社で、米eBayと共同でセカイモンを運営しているショップエアラインと、デジタルガレージが資本・業務提携する。

　デジタルガレージは、ショップエアラインの普通株式700株を、ネットプライスドットコムなどから3億5000万円で譲り受ける。これによりデジタルガレージは、ショップエアラインの14％を保有する株主となる。

　デジタルガレージは、子会社を通じてミニブログサービスの米Twitterに出資しており、Twitterの日本での運営もサポートしている。Twitterを活用してセカイモン事業の活性化を図るほか、世界のeBayの出品者と日本の消費者とをつなぐ“Twitter×オークション”手法を開発するという。

　また、デジタルガレージのイーコンテクストカンパニーが提供するPayPalやコンビに決済などの決済サービス機能をセカイモンに導入していく。

　さらに、イーベイ・ジャパンとショップエアラインが共同運営するサイト「eBay.co.jp」を介した日本と海外との間のインターネット上の輸出入事業を拡大。eBayと日本市場の架け橋を強化し、国境を越えた“クロスボーダーEC”市場の拡大を促進するとしている。