「Hotmail」数千アカウントが流出、フィッシング詐欺被害で


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 米Microsoftは5日、先週末にかけて無料Webメールサービス「Windows Live Hotmail」の数千アカウントの情報がフィッシング詐欺により盗まれ、第三者のサイトで公開されていたことを明らかにした。

 Microsoftはただちにこのサイトに対してアカウント情報の削除を要請。また、同社の調べによれば、アカウント情報は社内から流出したものではなく、フィッシング詐欺が原因で流出したことがわかったという。

 流出したアカウント情報の悪用を防ぐためにMicrosoftは、これらのアカウントへのアクセスを遮断する措置を取っている。あわせて、該当するユーザーが再びアカウントを利用するための手段として、同社へ連絡するためのフォームも用意している。

 フィッシング詐欺対策としてMicrosoftでは、出所が不明なだけでなく、知り合いからの情報であっても、要求していない添付ファイルやリンクを開く際には注意を払うとともに、ウイルス対策ソフトを常に最新の状態に保つことなどをアドバイスしている。


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(増田 覚)

2009/10/6 18:58