任意の視点から映像を視聴できるサービス、au oneラボで14日公開


視点切替プレーヤー

 KDDIと沖縄セルラーは、実験サイト「au oneラボ」にて、映像の視点をユーザーが操作できるサービス「アングルチョイスMOVIE」ベータ版を14日に公開する。利用は無料。

 「アングルチョイスMOVIE」では、KDDI研究所が開発した自由視点映像生成技術を利用し、同じ映像をさまざまな方向から視聴できる。周回方向や遠近方向で移動可能。選べる視点数は、サービス開始当初で36視点(周回方向6段階×遠近方向3段階×上下方向2段階)となる。

 自由視点映像生成技術では、複数のカメラで情景を撮影し、それを元にカメラでは撮影していない任意の視点の映像を合成する。サーバーに保存された自由視点映像を、ユーザーが指定した方向とタイミングに従い、Flashビデオ形式で配信する。PCのほか、au携帯電話の「Wi-Fi WIN」対応機種で視聴できる。

 なお、ベータ版開始時のコンテンツとしては、「アントニオ小猪木のモノマネ・オンパレード!」「ストリートダンスサイト『DANCE BUSTA!!』によるストリートダンスレクチャー講座!!」を予定する。

視点切り替えパターン。周回方向にA~Fの6段階、遠近方向に1~3の3段階、上下方向に2段階が選択可能


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(野津 誠)

2009/10/13 15:07