Mozilla、Firefox上のMicrosoft製一部アドオンを一時強制ブロック


 米Mozillaは16日、安全上の理由から、Firefox上のMicrosoft製一部アドオンを強制的にブロックする措置を実施した。

 FirefoxのWindows版には、Windows Updateを通して自動的に「.NET Framework assistant」アドオンがインストールされるが、最近になってこのアドオンに深刻な脆弱性が発見され、Microsoftはこれを無効化することをユーザーに推奨していた。

 しかし実際には、多くのユーザーはアドオンを無効化したり、削除することができないため、MozillaではMicrosoftと連絡を取り合い、強制的にブロックすることで両者が合意したという。

 その後18日になって、このアドオンが今回の脆弱性の攻撃対象ではないことをMicrosoftが確認したとして、Mozillaではブロックリストから除外したという。


アドオンのブロック時に表示されたメッセージ(Add-ons Blocklistのページより)

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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2009/10/19 12:49