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新生「GyaO!」利用者数がニコ動を上回る、YouTubeに次いで2位に


動画サイトの利用者数の推移(家庭と職場のPCからのアクセス)

 ネットレイティングスは27日、「GyaO」と「Yahoo!動画」が統合してリニューアルした「GyaO!」の利用者数が1190万人に達したと発表した。「ニコニコ動画」の801万人を上回り、「YouTube」の2248万人に次いで2位になった。調査は、2009年9月における日本の家庭と職場でのインターネット利用動向をまとめたもの。

 GyaO!に統合される前の8月の利用者数は、Yahoo!動画が652万人、GyaOが373万人だった。ネットレイティングスでシニアアナリストを務める鈴木成典氏は、「統合前のGyaOとYahoo!動画は利用者の重複率が高くなく、統合が発表された2009年4月の段階で、統合後の利用者数がニコニコ動画を上回るであろうという予想通りの結果になった」としている。

 また、利用者1人あたりの1カ月の平均訪問回数は、YouTubeが6.3回、ニコニコ動画が6.4回だったが、GyaO!は3.6回と少なかった。1人あたりの平均利用時間でも、YouTubeとニコニコ動画は1時間半を超えたが、GyaO!は20分にとどまった。

 各サイトの利用者構成を見ると、性別ではサイト間に大きな違いは見られなかった。一方、年代別では、20歳未満、20代といった若い利用者の割合が、YouTubeとニコニコ動画に比べてGyaO!は低かった。

 鈴木氏はGyaO!について、「著作権処理の済んだ動画コンテンツのみを配信することで他サイトとの差別化を図っているが、今後は利用者1人あたりの訪問回数や利用時間を伸ばしたり、20歳未満や20代の利用者をいかに取り込んでいくかが課題となる」と指摘。

 さらに、YouTubeやニコニコ動画にもテレビ局の公式チャンネルが開設されていることを挙げ、「今後の競争のポイントの1つとして著作権処理済みコンテンツの充実が挙げられるが、どのサイトもまだまだ充実させる余地があり、コンテンツホルダーとの今後の提携強化が注目される」とコメントしている。


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(増田 覚)

2009/10/27 12:46

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