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MS、Windowsアクティベーション回避コードを検知するアップデート


 米Microsoftは11日、Windowsアクティベーションを回避するエクスプロイトを取り除くために、アップデートを計画していることを明らかにした。

 このアップデートは、Windows 7 Home Premium/Professional/Enterpriseエディション向けに2月16日から公開。2月末からは、重要なアップデートとしてWindows Updateを通して提供される計画だ。

 Microsoftがこのようなアップデートを計画するのは、アクティベーションを回避するエクスプロイトには多くの危険が潜んでいるからだ。

 海賊版ソフトや、海賊版ソフトを提供しているサイトには、一般的にマルウェアやウイルス、トロイの木馬などが多く含まれているという。例えばMicrosoftが引用している統計によると、ドイツのMedia Surveillanceが調査した結果によると、500以上のWindows 7海賊版をダウンロードした結果、そのうち32%に危険なコードが含まれていたとしている。

 今回のアップデートがインストールされると、Windowsの中にあるアクティベーションを回避するソースコードを探し、発見すると通知画面を表示する。この画面には、より詳しい情報を表示するためのオプションあるいは正規のWindows購入を求める情報が書かれており、さらに壁紙が無地のデスクトップに変更される。アイコン、ガジェット、アプリケーションはそのまま維持されるが、この通知は周期的に表示されるようになる。

 アップデートがインストールされても、アクティベーション回避エクスプロイトが見つからなかった場合はシステムには何も起こらず、ユーザーが意識することもないという。このアップデートは、当初は90日ごとに周期的に実施されるとしている。

 なお、このアップデートには個人を特定できるようないかなる情報も送信するようには設定されていないことを、Microsoftは強調している。また、このアップデート自体をいつでもアンインストールできるとしている。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2010/2/12 18:17