マイクロソフト、6月の月例パッチは“緊急”3件を含む計10件
マイクロソフトは4日、6月9日に公開を予定しているセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)の事前情報を公開した。公開を予定している修正パッチは計10件で、修正する脆弱性の最大深刻度は“緊急”が3件、“重要”が7件。
最大深刻度が“緊急”の3件は、Windows関連2件とInternet Explorer(IE)関連1件。Windows関連の修正パッチは2件とも、Windows 7/Vista/XP/2000およびWindows Server 2008 R2/2008/2003と、現在サポートされているすべてのOSが対象となる。IE関連の修正パッチは、2月に発見された情報漏えいの危険がある脆弱性に対応するもので、こちらも現在サポートされているすべてのバージョン(IE 8/7/6/5.01)が対象となる。
最大深刻度が“重要”の7件は、Windows関連4件とOffice関連3件。Office関連のうち1件は4月に発見されたSharePointに関する脆弱性を修正する。また、別のOffice関連の修正パッチ1件は、Mac版Office(Office 2008/2004 for Mac)にも影響がある。
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(三柳 英樹)
2010/6/4 11:53
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