Googleサービスをコマンドラインで利用できる「GoogleCL」公開


 米Googleは18日、Googleの各種サービスをコマンドラインから利用できるツール「GoogleCL」を公開した。

 現在Google Codeにホスティングされており、「.tar.gz」アーカイブまたは「.deb」パッケージダウンロードできる。Mac、Ubuntu、Windowsなどに対応。GoogleCLは純粋なPythonアプリケーションで、Python gdataライブラリを使用して、コマンドラインからGoogle Data APIをコールする。このため、現状ではインストールに際してPythonに関する知識がある程度必要とされるようだ。

 サービスとしては現在、Blogger、Calendar、Contacts、Docs、Picasa、YouTubeをサポートする。

 使い方としては具体的には、Googleカレンダーをコマンドラインから利用するには「$ google calendar add "Lunch with Jim at noon tomorrow"」などと打ち込む。

 記事執筆時点のGoogleCLのバージョン番号は「0.9.5」で、今回が初公開となるため、今後さらに開発が進みそうだ。開発チームは次のDebian、Ubuntuリリースに含めてもらうことを希望している。


関連情報

(青木 大我 taiga@scientist.com)

2010/6/21 06:00