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総務省、「光の道」構想についてパブコメ募集


 総務省は27日、「光の道」構想についてのパブリックコメントの募集を開始した。締め切りは、8月16日17時。

 総務省では、2015年ごろをめどに全世帯でブロードバンドサービスを利用する「光の道」構想の実現に向けた検討を進めている。今年5月には同省の「グローバル時代におけるICT政策に関するタスクフォース」が基本的な方向性をとりまとめており、年内に具体策を整理する予定だ。

 パブリックコメントでは、超高速ブロードバンドの基盤整備や利用率向上のあり方について広く意見を募る。

 また、総務省は27日、ブロードバンドサービスが全国に普及するまでの移行期におけるユニバーサルサービス制度のあり方について、情報通信審議会に諮問した。

 現行のユニバーサルサービス制度では「加入電話」「第一種公衆電話」「緊急通報」がその対象となっており、全国あまねく提供することが義務付けられている。

 一方、現在では、FTTH回線を利用した0AB〜J-IP電話(光IP電話)が普及してきており、加入電話と併存。さらにブロードバンドが全国に普及するまでに、加入電話が光IP電話に置き換わっていくことが想定されるという。

 そこで「グローバル時代におけるICT政策に関するタスクフォース」では、ユニバーサルサービスの対象を加入電話だけでなく、「『加入電話』又は『加入電話と同程度の料金水準の光IP電話』」に変更することを提言している。例えば宅地開発などの際に今からメタル回線を敷設する必要がなくなるほか、将来的なメタル回線撤去のための準備が可能になり、光ファイバーの整備を促進することが期待されるとしている。


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(永沢 茂)

2010/7/28 15:33