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iTunes Storeでビートルズの楽曲を配信開始


 米Apple、EMI、ビートルズの楽曲などを管理する英Apple Corpsの3社は16日(日本時間17日)、iTunes Storeにおいてビートルズの楽曲の配信を開始したと発表した。

 「Please Please Me」から「Let It Be」までのスタジオアルバム全13枚のリマスター版、ベスト盤の「The Beatles 1962-1966(赤盤)」「The Beatles 1967-1970(青盤)」、アルバム未収録曲などを集めた「Past Masters, Vols. 1 & 2」をラインナップ。価格は、赤盤、青盤、Past Masters、スタジオアルバムのうち「The Beatles(ホワイト・アルバム)」が各3000円、そのほかのスタジオアルバムが各2000円。13枚のスタジオアルバムとPast Mastersをセットにした「The Beatles Box Set」も2万3000円で販売する。1曲単位の購入も可能で、各200円。

 スタジオアルバムにはそれぞれ、アーティストの画像や動画などを表示できる機能「iTunes LP」によるミニドキュメンタリーコンテンツも含まれる。また、Box Setには、1964年2月11日にワシントン・コロシアムで行われたビートルズの米国初だというライブコンサートの映像も含まれる。同コンサートの映像は年内、無料でストリーミング視聴が可能だ。

 Appleは日本時間の16日、同社トップページにおいて「iTunesからの特別な発表」を翌日に行うという予告メッセージを掲載していた。米国の一部報道ではビートルズの楽曲配信を開始するとの記事もあったが、予告では一切具体的な情報を掲載していなかったため、その内容について話題となっていた。

 現在、同社のトップページにアクセスすると、「ビートルズがiTunesにやって来た。」として4人の写真が表示される。また、ビートルズのヒストリー映像や、配信開始を伝えるiTunes StoreのテレビCM、ワシントン・コロシアムのライブコンサートの映像も掲載されている。

 Appleのスティーブ・ジョブズCEOは、「我々はビートルズを愛している。iTunesでビートルズの楽曲を提供できることを名誉に思い、興奮している。ここまで来るのは長くて曲がりくねった道(a long and winding road)だった。ビートルズとEMIのおかげで、我々は10年前にiTunesを立ち上げた時からの夢を実現しつつある」とコメントしている。また、米Appleの発表文には、ポール・マッカートニーやリンゴ・スターらもコメントを寄せている。


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(永沢 茂)

2010/11/17 06:00