「Safari 5.0.3」リリース、WebKitの複数の脆弱性修正など


 Appleは18日、ウェブブラウザーの最新バージョン「Safari 5.0.3」をリリースした。Windows 7/Vista/XP、Mac OS X 10.5.8/10.6.4以降に対応する。

 最新バージョンでは、WebKitの27項目の脆弱性を修正した。また、安定性の向上や不具合の修正も行われている。

 例えば、JavaScriptの量が多い機能拡張を使用する際の安定性の向上、Flash 10.1プラグインで配信されるコンテンツがウェブページのコンテンツと重なる問題の解消、Facebook.comの検索フィールドとテキスト入力フィールドに入力する際の安定性の向上、ポップアップブロックの信頼性向上などが含まれている。

 Appleでは、Mac OS X 10.4.11(Tiger)に対応する「Safari 4.1.3」もあわせてリリースした。


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(永沢 茂)

2010/11/19 12:20