Google、電子書籍販売サービス「Google eBooks」を米国で開始
Google eBookstore |
米Googleは6日、電子書籍販売サービス「Google eBooks」を米国で開始した。販売ストアの「Google eBookstore」では、無料の書籍を含む300万冊以上の電子書籍を取り扱っている。
Google eBooksは、PCやスマートフォン、電子書籍リーダーなど各種の端末に対応する電子書籍販売サービス。電子書籍はウェブブラウザーから閲覧できるほか、AndroidおよびiOS端末向けのアプリを提供。EPUBおよびPDF形式でのダウンロードにも対応する。対応デバイスとしては、PC、Android、iOS端末、ソニーの「Reader」、Barnes & Nobleの「Nook」が挙げられている。
電子書籍はGoogleの「Google eBookstore」から購入できるほか、Powell'sやAlibrisといった販売パートナーのサイトからも購入が可能。購入した書籍はGoogleのクラウド上に保存されるため、Googleでは「GmailやPicasaのように利用できるサービスだ」と説明。利用にはGoogleアカウントが必要で、電子書籍用に容量無制限のストレージが利用できる。多くの本では、フォントやフォントサイズ、昼用と夜用のモード切り替え、行間などが調節でき、読みかけの書籍を別の端末で続きを読むといったことも可能だという。
関連情報
(三柳 英樹)
2010/12/7 11:45
-ページの先頭へ-