バレンタインは恋愛詐欺に注意、マカフィーが注意喚起


 マカフィー株式会社は10日、バレンタインデーに関連した恋愛詐欺について注意喚起した。ネットで恋人を探そうとする独身男女に対して、詐欺師は出会い系サイトに偽のプロフィールを作成したり、マルウェアへのリンクが記載された写真付きの電子グリーティングカードなどによって、金銭や個人情報を入手しようとするという。

 例えば詐欺師は出会い系サイトにおいて、魅力的な写真を添えた偽のプロフィールを作成し、メールやチャット、電話などを使用して良好な関係を築き、信頼を得ようとする。信頼が確立されると、会いに行くための航空券代を要求したり、命にかかわる病気にかかっているなど、同情を引く話をして金銭を得ようとするとしている。

 バレンタインデーは、通常以上にこうした恋愛詐欺が見られるとマカフィーは指摘。対策としては、出会い系を利用する際には有名なサイトを選び、氏名や住所、電話番号などの個人情報を投稿しないことなどを呼びかけている。また、見知らぬ人から送られてきたメールや電子カードのリンクはクリックしないよう呼びかけている。


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(増田 覚)

2011/2/10 18:49