米Googleがソーシャル検索強化、友人がツイートしたページの上位表示など


 米Googleは17日、「Google Social Search」のアップデートを発表した。例えば友人がツイートしたURLなど、SNSでつながっている誰かがシェアしているページを検索結果の上位に表示するなどの機能を追加した。

 アップデート項目は3点ある。まず1点目は、友人のブログ記事など、Social Searchの検索結果を通常の検索結果と統合して表示するようにしたことだ。スニペットの下に友人のアイコン画像が表示されることで判別できる。これまでは、Social Searchの検索結果は検索結果ページの下のほうに別に表示されていた。

 2点目は、Social Searchの範囲を、友人がSNSでシェアしているリンクにも拡大したこと。例えば、検索結果に該当するサイトの中に、友人がツイートしたURLなどがある場合、それを上位に表示するとともに、その友人がシェアしているページであることも表示する。

友人がシェアしたページ(この場合は、URLをツイートしたページ)が検索結果の上位に表示される例(Google公式ブログより画像転載)

 3点目として、関連付けるSNSのアカウントの設定を柔軟に行えるようにしたという。Social Searchの対象は、自分のGoogleプロフィールに登録しているSNSでつながっている友人が含まれるが、非公開でGoogleアカウントにも登録できるようにしたという。


関連情報


(永沢 茂)

2011/2/18 17:14