第9回TIAA広告賞、グランプリはSOUR「映し鏡」


贈賞式にはSOURのhoshijimaさん(左)とSoheyも出席した

 インターネット広告推進協議会(JIAA)は5日、広告賞「第9回東京インタラクティブ・アド・アワード(TIAA)」の贈賞式を開催した。TIAAは、ネット広告や企業サイトなどを対象とした広告賞。グランプリにはSOURのプロモーションビデオ「映し鏡」が選ばれた。

 「映し鏡」は、身の回りにあるモノや人、そのすべてがあなたを映す鏡であり、そこに映った自分の姿を通して自分自身が誰であるのかを知ることができる、ということを歌ったもの。

 プロモーションビデオではそのイメージを膨らませ、特設サイトで入力したTwitterやFacebookのアカウント情報をもとに、ソーシャルネットワーク上の情報を収集。これにより、自分自身のTwitterやFacebookの画面が映像に合成されるなど、視聴者ごとにカスタマイズされた映像を体験できるのが特徴だ。

「映し鏡」のイメージ

 このほか、今年から新設された企業の協賛による「スペシャルスポンサーアワード」としては、Google Innovative広告賞に「ちきゅうどうぶつえん」、cciスマートデバイス広告賞に「Puchi Puchi Earth by Android au」、Microsoft Advertisingリッチメディアクリエイティブ賞に「Welcome to Kinect」が選ばれた。

 Google Innovative広告賞を受賞した「ちきゅうどうぶつえん」は、「子供が自由に触り、遊びながら学べる」をコンセプトに開発されたサイト。Google Maps、Panoramio、YouTubeのAPIを活用し、世界中でアップされた動物の写真や動画をGoogle Mapsの世界地図から閲覧できる。好きな動物の写真を集めて自分だけの動物園を完成させられる。

 このほか各部門の金賞としては、ウェブサイト部門(キャンペーンサイト)でユニクロの「UNIQLO LUCKY LINE」、ナイキジャパンの「Run fwd:」、KDDIの「IS Parade」、全国競馬・畜産振興会の「JAPAN WORLD CUP/JAPAN WORLD CUP 2」が、アプリケーション部門(モバイルアプリケーション)でドミノ・ピザ・ジャパンの「Domino's App」が選ばれた。

 各受賞作品はTIAAのサイトで閲覧できる。


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(増田 覚)

2011/7/6 06:00