米Google、クーポン集約サイト米Dealmapを買収
米Googleがクーポン集約サイトDealmapを買収したことが明らかになった。Dealmapが1日、同社公式ブログにて明らかにしたものだ。買収金額などの詳細は公開されていない。
Dealmapは450を超えるクーポンサイトのデータを地図上にまとめ、近くにあるクーポン利用可能店をユーザーが探しやすくするウェブサービスや携帯アプリ、メールマガジンを提供している。また、開発者向けにはAPIやフィードを公開している。
同社のiPhoneアプリとAndroidアプリのインストール数は100万を超え、ウェブ、携帯サイト、メールマガジンなどのさまざまな経路を通した利用者数は200万を超える。
DealmapはGoogleの買収を受け入れた理由として、「Googleが、我々の成長を加速させ、ミッションを達成するために、理想のプラットフォームを提供してくれるからだ」とコメントしている。
Googleは、クーポンサイト最大手となったGroupon買収に名乗りを上げたことがあるだけでなく、それに失敗すると独自のクーポンサービス「Google Offers」を開始するなど、クーポンビジネスに大いなる興味を抱いている。今回のDealmap買収は、位置情報とクーポンを結び付けるサービスであり、GoogleのモバイルアプリやGoogle Mapsなどの地図サービスにどのように統合されるのか、注目されるところだ。
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(青木 大我 taiga@scientist.com)
2011/8/2 11:22
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