楽天の電子書籍ストア「Raboo」、ソニーのReaderに対応、.bookでも配信開始

　楽天株式会社は、同社が運営する電子書籍ストア「Raboo」において8日より、ソニー製電子書籍専用端末「Reader」に対応する。あわせて、Reader向けに「.book」フォーマットでのコンテンツ配信を開始する。

　まずは、RabooのPC向けストアで購入した電子書籍をUSB経由でReaderに取り込むサービスを開始する。国内で発売済み／発売予定のReader全4機種（PRS-350、PRS-650、PRS-T1、PRS-G1」）に対応する。

　追って、12月中旬をめどに、PCを介さずにWi-Fi経由でReaderからダイレクトに電子書籍を購入できるサービスを開始する。まずはWi-Fi搭載モデルのPRS-T1に対応。3G/Wi-FiモデルのPRS-G1（11月25日発売予定）については随時対応する予定。

　Rabooは8月10日にサービスを開始し、XMDFフォーマットで電子書籍を販売してきた。今回、.bookフォーマットで販売を開始したのは約8500コンテンツ。小説やビジネス書などに加え、コミックの購入が可能になるとしている。楽天によれば、.bookフォーマットへの対応により、Rabooで取り扱うのは約2万8500コンテンツになる。

　すでにRabooで対応しているパナソニック製端末「UT-PB1」向けにも、.bookフォーマットでのコンテンツ提供を予定している。