日立マクセルがNAS「ShareMax」発売、スマホから自宅クラウドとして利用可能


 日立マクセル株式会社は、スマートフォンからアクセスして写真や動画を共有できるNAS「ShareMax(M-2IHD500PS-JP.BK)」を11月25日に発売すると発表した。500GBの2.5インチHDDを内蔵しており、価格はオープンプライス(店頭予想価格は2万円前後)。

ShareMax(M-2IHD500PS-JP.BK)

 iOS 3.2以降のiPhone/iPod touch/iPadとAndroid 2.2以降のスマートフォン向けに専用アプリ「myisharing」を用意。同アプリからインターネット経由で自宅のShareMaxにアクセスできる機能を提供する。

 ShareMaxには個体識別ナンバーが割り振られているほか、購入状態でデフォルトのユーザー名とパスワードが設定されている(ログイン後にユーザー側で変更可能)。スマートフォンアプリにそれら個体識別ナンバー、ユーザー名およびパスワードを入力することで、自宅のShareMax内にある写真や動画、PDFなどのファイルにアクセスできるようになる。スマートフォンで撮影した写真や動画をすぐにShareMaxに転送するよう設定することも可能で、スマートフォンのメモリ容量を気にせずに撮影できるとしている。

 また、家族や友人などにユーザー名とパスワードを連絡すれば、ShareMaxにアクセスできるようになり、写真や動画を共有できる。ユーザー名などは、それぞれ個別に登録することも可能だ。

 スマートフォンアプリのほか、PCのウェブブラウザーからもShareMaxを利用可能だ。まず、ShareMax専用ウェブサイトにアクセスし、そこで機器個体ナンバー、ユーザー名およびパスワードを入力することでログインできる。

ShareMax使用イメージ

 ShareMax(M-2IHD500PS-JP.BK)は、本体サイズが123×123×33mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約650g。ネットワークインターフェイスは1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tの有線LAN×1ポート。このほか、USB 2.0×2ポートを備えており、外付けHDDによりドライブを拡張可能だ。電源は付属のACアダプターを使い、本体はアルミボディによる放熱設計およびファンレス構造。


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(永沢 茂)

2011/11/22 06:00