“友達フィルター”で飲食店を探せる「Retty」がAndroidアプリ


 訪問した飲食店情報を共有したり、独自の飲食店リストを作成できるソーシャルグルメサイト「Retty」(レッティ)を運営するRetty株式会社は14日、Android向けアプリを公開した。Android Marketから無料でダウンロードできる。Android 2.3以降に対応する。

 Rettyは訪問した飲食店を登録することで、「行ったお店」のリストを作成できるサービス。また、Retty上でフォローしたユーザーの投稿がタイムラインに表示され、それらの投稿から「行きたいお店」リストを作成することも可能だ。

 利用するにはTwitterかFacebookのアカウントでログインする必要がある。ログイン後は、TwitterやFacebookのソーシャルグラフ(友人・知人とのつながり)をもとに、フォロー候補となるユーザーを提示してくれる。

ホーム画面「行きたいお店」リスト

 これまでのグルメサイトについてRettyは、店舗主体の情報や、匿名のユーザーの口コミにより成り立ってきたと指摘。一方、Rettyは実名を中心とした「友達」や「嗜好の合う人」の口コミを介して、レストランを探すサービスだとしている。

 Androidアプリでは、フォローしたユーザーが投稿した飲食店に「行きたい」ボタンを押すだけで、「行きたいお店」リストに追加できる。登録した飲食店を現在地周辺で近い順に表示したり、エリア別に並び替えるなどのソート機能もある。

 アプリの公開を記念してRettyは、ユーザーの人気投票を行う「Retty48年末総選挙キャンペーン!」を実施する。タイムライン上に投票ボタンが設置され、投票ボタンを多く押された上位48人は、Rettyが主催するイベントに招待されるなどの特典が付与される。

「行ったお店」のリスト訪問した飲食店の登録画面

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(増田 覚)

2011/12/14 10:00