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AV-TEST、Android向けマルウェア対策ソフトの再評価結果を公開


 マルウェア対策ソフトの評価を行っている第三者機関の独AV-TESTは13日、Android向けマルウェア対策ソフトの最新評価結果を公開した。マルウェア検知率が90%以上だったのは10製品で、同機関による最高評価を受けた。

 なお、AV-TESTによるこのレポートは当初3月6日に公開されたが、その後、評価方法に問題があったとして評価をやり直した。今回、新たに3製品が最高評価を受ける結果となった。最高評価を受けた10製品は以下の通り(アルファベット順)。

 avast! Free Mobile Security
 Dr.Web anti-virus Light
 F-Secure Mobile Security
 IKARUS mobile.security LITE
 Kaspersky Mobile Security
 Lookout Security & Antivirus
 McAfee Mobile Security
 MYAndroid Protection
 NQ Mobile Security
 Zoner AntiVirus Free

 なお、6日に公開された当初の評価結果でより低い評価を受けていたのは、McAfee Mobile Security、MYAndroid Protection、NQ Mobile Securityの3製品だ。

 このほか、マルウェア検知率が90%には達しないが、65%以上だったソフトが13製品ある。これらのソフトは評価方法によってはさらに上位に挙げられる可能性もあるとし、「十分よい」との評価を受けている。Androidマルウェアの数がまだ少ないことが影響している。

 AV-TESTではマルウェア対策ソフトの選び方として、一般的にデスクトップ向け製品で評価の高い企業のソフトを推奨した。それは、デスクトップ向けで知名度の高いベンダーによる製品は、評価が最低のものでも平均を超えていたからだ。

 また、マルウェア対策ソフトには、有料版のほか、「Lite」などと称される無料版が提供されていることが多い。今回判明したことは、マルウェアを検知する能力において有料版と無料版に差異はないとのことである。そのため、検知率だけを試すのであれば、無料版を利用しても差異はないということだ。

 Androidを標的にしたマルウェアは増加傾向にあり、個人情報の塊とも言えるAndroid端末を使用する場合、必ずセキュリティソフトをインストールする必要がある。GoogleはGoogle Play(旧Android Market)の全アプリをチェックするとしている。それでもGoogleがマルウェアを発見し、削除するまでに2〜4週間かかるという。AV-TESTでは、評価の定まっていない新しいアプリは避け、ユーザーの評価などから定評のあるアプリを判断して利用するよう勧めている。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2012/3/14 12:12