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「Google Chrome 18」安定版公開、GPUによるウェブアプリ描画速度の向上も


 米Googleは28日、ウェブブラウザー「Google Chrome 18」の安定版を公開したと発表した。バージョン番号は「18.0.1025.142」で、Windows版、Mac版、Linux版、Internet Explorer用プラグインのChrome Frame版が公開されている。

 特に注目されるのは、WindowsとMacの一部対応機種で、ウェブアプリケーションのグラフィックス描画速度が向上する改良が行われていることだ。具体的には、Canvas 2DのGPUアクセラレーション対応と、WebGLをソフトウェアのみで実行できるようにソフトウェアラスタライザ「SwiftShader」を利用可能にしたことだ。

 これにより、対応機種では、ゲームのようなグラフィックスを使用するウェブアプリケーションの実行速度を大きく向上できる。

 また、WebGLを使用した3Dコンテンツは、これまでGPU搭載機種でしか利用できなかったが、ソフトウェアで実行できるようになったために、より多くのユーザーがウェブ上の3Dコンテンツを楽しめるようになった。しかし、ソフトウェアで実行するために、GPUよりは実行速度で劣ることには注意が必要だ。

 今回の最新安定版では、これ以外にもマルチスレッドビデオデコードに対応した新しいAdobe Flash Player 11.2へのアップデート、複数の重要なセキュリティバグの修正も含まれている。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2012/3/29 11:33