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楽天、中国でのショッピングモール事業「楽酷天」を5月末で終了


「楽酷天」のロゴ。「楽」は簡体字表記となる。「酷」は、英語の「Cool」に由来し、「格好いい」という意味合いを含んでおり、若者からも支持を集める言葉なのだという。日本語の「楽天」と同様、「楽酷天」も「らくてん」と読む

 株式会社楽天は20日、同日開催の取締役会において、中国におけるECサービスの終了について決議したと発表した。Baidu(百度)との提携により提供しているインターネットショッピングモール「楽酷天(Lekutian)」を5月末で終了する予定。

 楽天は2010年1月、Baiduとの合弁会社による中国へのEC事業進出を発表。同年10月より楽酷天を開始した。しかし、中国でのEC事業への投資熱に起因する競争環境の激化を背景に業容は計画を下回る形で推移していたという。Baidu側とも協議・検討した結果、現状では業況を抜本的に改善させることが困難と判断した。

 楽天からの出資額は累計8.6億円。サービス終了に伴い、同社の2012年12月期第1四半期で子会社株式や固定資産などの減損処理を行う予定だが、決算への影響は軽微と見込んでいるという。

 なお、トラベル事業やシステム開発業務など、楽酷天以外の事業・業務については、今後も継続するとしている。


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(永沢 茂)

2012/4/23 11:41