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国内ソーシャルメディア人口は5060万人〜「インターネット白書2012」刊行

Facebook利用率が1年で3倍、ネットユーザーの4人に1人


 株式会社インプレスR&Dは、「インターネット白書2012」(監修:財団法人インターネット協会)を6月29日に発売すると発表した。価格は7140円。

インターネット白書2012

 インプレスR&Dのシンクタンク部門である「インターネットメディア総合研究所」が実施したインターネット個人利用動向調査の結果の一部をとりまとめたもの。調査は、自宅からインターネットを利用している13歳以上の個人(gooリサーチのアンケートパネルから抽出)を対象に、5月17日から22日までウェブアンケートで実施。5639人からの有効回答を得た。集計にあたっては、性年齢階層別の、自宅PCからの1週間当たりのインターネット利用時間別人口構成比(インプレスR&Dが推計)に整合するように比重調整した。

 これによると、日本のソーシャルメディア人口は5月時点で5060万人。昨年の3530万人から43%増加した。

 同調査では、友達やフォロワーといったつながりを有するインターネット上のサービスをソーシャルメディアとし、具体的にはSNSとマイクロブログの利用者(閲覧のみも含む)をソーシャルメディア人口としている。ブログ、掲示板、YouTube、Q&Aコミュニティ、Ustreamなどは含めていない。

 5060万人のうち65%に当たる3290万人が、投稿や書き込みなど何らかの情報発信を行っていると推計している。昨年は2200万人だった。

ソーシャルメディア人口の推移

 主なSNSの利用率は、mixiが26.1%で、昨年の27.0%から微減。一方でFacebookは24.5%で、昨年の8.3%から大きく伸びた。このほか、Mobageが8.4%(昨年6.3%)、GREEが7.8%(昨年8.3%)となっている。Facebook利用者の増加により、SNS全体の利用率も、昨年の32.1%から今年は45.6%に引き上げられたとしている。

 マイクロブログでは、Twitterが昨年の15.5%から26.3%に上昇。マイクロブログ全体でも、16.2%から27.1%に増えている。

 SNSとマイクロブログを合わせたソーシャルメディア全体の利用率は、昨年37.2%だったのが、今年は52.0%と半数を超えた。

ソーシャルメディア、動画共有サイト、ブログなどの利用率

スマホ利用率は29.9%、利用率が最も高いのは女性20代

 インターネット利用者におけるスマートフォン利用率は、昨年の14.8%から29.9%に倍増。利用率が高いのは、女性20代の46.8%、男性20代の42.1%、女性10代の41.7%、男性30代の40.5%、男性10代の39.7%。最も利用されている端末はiPhone 4S/4だが、OSのシェアではAndroidが60.4%で、昨年の47.2%から拡大した。iOSは37.3%だった。

 一方、タブレット端末の利用率は8.5%で、こちらも昨年の3.0%から増加している。利用率が高いのは、男性40代の14.5%、男性30代の14.4%。また、iPadシリーズが71.2%を占め、Androidタブレットは17.3%にとどまっているなど、スマートフォンとは対照的だ。

性年代別スマートフォン利用率

 インプレスR&Dでは、インターネット白書2012のほか、調査の全設問や単純集計表、さまざまなクロス集計に基づく表・グラフなどをCD-ROMに収録した「インターネット個人利用動向調査2012」も6月14日に発売する。価格は8万9250円、冊子付きが9万9750円。


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(永沢 茂)

2012/6/12 17:14