「Google マップ」の地図上から“店内ストリートビュー”へ入ることが可能に


 米Googleは18日、各種店舗・施設の内部のパノラマ写真を公開している「おみせフォト(Business Photos)」を、「Google マップ」上から探して簡単に見られるようになったと発表した。「ストリートビュー」と同じように“ペグマン”を地図上にドラッグ&ドロップすれば、その場所のおみせフォトが表示される。

 おみせフォトは、店内の様子をその場で360度見回したり、ストリートビューと似たインターフェイスで歩き回って見られるもの。現在、世界で10万個所以上(うち日本国内は3万個所以上)が公開されている。従来は、該当店舗の「Google+ Local」ページやGoogleの検索結果ページ、おみせフォトを集めたギャラリーページなどからたどる必要があり、ストリートビューのように地図上から直感的にアクセスすることができなかった。

 それが今回、ペグマンのアイコンを地図上にドラッグすると、ストリートビューが公開されている道が青く表示されるのと同時に、おみせフォトが公開されている店舗の場所にオレンジ色の丸印が表示されるようになった。そこにペグマンをドラッグすることで、おみせフォトのサムネイル画像が吹き出しで表示され、そのままドロップすれば拡大表示される。

“ペグマン”を地図上にドラッグすると、「おみせフォト」が公開されている場所がオレンジ色の丸印で表示される(Google Lat Long Blogより画像転載)

 これにより、明確な目的を持って調べている店舗の内部を確認するといった使い方だけでなく、地図で表示しているエリアでおみせフォトのある場所にぶらりと入ってみるといった楽しみ方や、おみせフォトで見つけた店舗について情報を検索して実際に訪問してみるといったこともできるようになった。

【追記 2012/9/20 21:50】
 おみせフォトは、ペグマンを店舗の場所にドラッグ&ドロップして直接表示する以外にも、通常のストリートビューからシームレスに表示することもできるようになっている。おみせフォトが公開されている店舗の前に来ると、入口方向に向いた三角マークが表示される場所があり、これをクリックすることで中に入れる。

上野・アメ横の果物店の例。シャッターに向いているマークが「おみせフォト」への“入口”。公道のストリートビューは人の少ない早朝などに撮影されることが多いせいか、この写真のようにまだ閉まっている店舗もよく見かけるが、“入店”すれば、おみせフォトによる開店状態の様子が見られる。なお、おみせフォトが公開されている店舗であっても、テナントビル内の1つの店舗など、公道からは入口が見えず、ストリートビューとつながっていない場合もあるようだ。




関連情報


(永沢 茂)

2012/9/19 17:51