「インドア Google マップ」に梅田駅や阪神梅田本店など、今後は地下街も予定


 グーグル株式会社は26日、大型店舗や各種施設、駅、空港などの建物内地図を閲覧できるAndroid向けサービス「インドア Google マップ」において、関西エリアへの対応を開始したと発表した。

阪神梅田本店(Google Japan Blogより画像転載)

 交通機関では梅田駅など阪神本線の7駅と阪神なんば線の3駅、空港では関西国際空港と大阪国際空港(伊丹空港)がある。商業施設としては、阪神梅田本店、JR大阪三越伊勢丹、宝塚阪急、ジェイアール京都伊勢丹など17カ所がある。

 今回は関西以外でも、新千歳空港、中部国際空港セントレア、出雲空港、鹿児島空港、福岡の天神地下街が追加された。

 さらに今後の予定として、JR西日本の梅田駅ほか11駅、阪急電鉄の梅田駅や阪急三番街などをはじめ、Whityうめだ、あべちか、なんばWalk、NAMBAなんなんといった地下街も挙がっている。

 インドア Google マップは、Android向けモバイルGoogle マップ(Google Maps for Android)のバージョン6.0以上を搭載しているAndroid 2.2以上の端末で表示できる。日本のほかに米国、カナダ、英国、スイスで公開されており、25日にはフランスでも提供を開始。合わせて1万カ所以上が閲覧できるという。グーグルは今回、Google Maps for Androidの機能を紹介するウェブページ「Hello World - Google マップ」も開設した。


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(永沢 茂)

2012/9/26 14:00