次期Microsoft OfficeがRTM、企業向けには11月より順次提供を開始


 米Microsoftは11日(米国時間)、Microsoft Office 2013やクラウドサービスであるOffice 365の最新版などを含む、次期Microsoft Office製品のRTM(製品工程向けリリース)を発表した。TechNetやMSDNでのダウンロード提供開始は11月中旬までに開始される予定で、Office 2013のパッケージ版の一般流通開始については、2013年第1四半期になると見られる。

 ソフトウェアアシュアランス(SA、保守契約に相当)を契約中のボリュームライセンスユーザーにも、SharePoint 2013、Lync 2013を含めたOffice 2013を11月中旬より提供開始するほか、企業向けOffice 365についても、11月より行われる次期アップデートの際に新機能を提供していく予定だ。

 また10月19日からは、現行製品のMicrosoft Office 2010を購入するユーザーに対して、無料アップグレードサービスが提供されるとのこと。

 なお、10月26日に発売となる「Surface」などのWindows RTタブレットには、Microsoft Officeが標準で搭載されることになっているが、当初はプレビュー版が搭載される。


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(石井 一志)

2012/10/12 12:44