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ソーシャルグルメ「Retty」が海外進出へ、VC3社から1億円調達


 自分が訪問した飲食店の情報を友達と共有できるソーシャルグルメサイト「Retty」を運営するRetty株式会社は12日、グリーベンチャーズ、NTTインベストメント・パートナーズ三菱UFJキャピタルのベンチャーキャピタル3社より約1億円を資金調達した。これにより今後は、開発とマーケティング人員を強化し、事業拡大の体制を構築する。

 サービスを海外展開することも発表。今秋に米国とシンガポール、2013年春に香港、韓国、インドネシアなどのアジア地域、2013年秋にヨーロッパへ進出する。海外展開についてRetty代表取締役の武田和也氏は、「日本が世界に誇る『食』の領域で世界中のユーザーに使われるサービスを目指す」と意気込みを語っている。

Rettyの英語版サイト

 米国では飲食店など地域に根ざしたクチコミ情報を投稿する「Yelp」などのサービスがあるが、「(Yelpは)PCメインであり、操作性ではスマートフォン対応が十分ではない」と武田氏は指摘。「機能面でもRettyのコア機能である『手軽に記録・情報発信』できる強みを差別化として進めていく」と勝算を語っている。

 Rettyは、自ら訪問した飲食店を登録することで、「行ったお店」のリストを作成できるサービス。フォローしたユーザーの投稿から「行きたいお店」リストを作成することも可能。現在の会員数は約9万人、クチコミ数は約25万件、クチコミ掲載店舗は約9万人に上るという。

 「ホットペッパーやぐるなびの情報掲載店舗数は6万店舗のため、見方によっては、Rettyのほうが店舗の網羅数は多い。また、Rettyのクチコミのほとんどは実名であり、実名クチコミとしては日本最大級ともいえる」。現状では海外進出にあたっての数値的目標は立てておらず、2013年9月に国内も含めて100万ユーザーを目指すという。


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(増田 覚)

2012/10/12 15:00