ニュース

ラトックからWi-Fi接続式ストレージリーダー「REX-WIFIUSB1」、要USB給電

 ラトックシステム株式会社は、無線LAN(Wi-Fi)接続式のUSBストレージリーダー「REX-WIFIUSB1」を7月下旬に発売すると発表した。バッテリーを内蔵していないため、使用にあたっては、USBポート経由での給電が必須。店頭予想価格は3980円。microSDカード読み込み用アダプターが付属する。

「REX-WIFIUSB1」

 iPhoneやiPadなど、外部メモリーカードスロットのないモバイル機器から、microSDカードやUSB接続式ハードディスク(2TBまで)などにアクセスするためのアダプター。無線LAN機能を使って接続するため、機器間をケーブルで接続する手間がかからない。サポートする無線LAN規格はIEEE 802.11b/g/n(2.4GHz)。

 また、REX-WIFIUSB1ではバッテリーを非搭載とすることで、本体の小型化と低価格化を実現した。このため、USB給電アダプター、モバイルバッテリー、USBポートのあるノートPCなどを別途準備する必要がある。

 本体には、外部ストレージ接続用USBポートを1系統内蔵する。USBメモリは直接接続できるが、microSDカードを読み込むには付属のアダプターを使う。ストレージ側のフォーマットはFAT16、FAT32、NTFS、exFATをサポートする。

 REX-WIFIUSB1とルーターを直接ワイヤレス接続する「インターネットブリッジ機能」も搭載する。これにより、スマートフォンからREX-WIFIUSB1のストレージにアクセスしつつ、インターネットも同時利用できる。

 対応端末はiPhone/iPad/iPod touch(iOS 4.0以降)およびAndroid(2.3以降)。専用アプリ「WiDrawer」が両OS向けに公開されている。また、Windows(エクスプローラー)とMac(Finder)からのアクセスも可能。最大同時アクセス数は5台まで。

 大きさは約32×58×11mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約20g。カラーバリエーションはホワイトとブラックの2種類。

(森田 秀一)