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LINE、国内第二の拠点として福岡に新社屋を建設

 LINE株式会社は17日、福岡県福岡市に新社屋を建設すると発表した。

 LINEでは、機軸事業の無料通話・メールアプリ「LINE」の登録ユーザー数が世界1億9000万人を突破するなど、国内外で急速な成長を続けており、今後サービス成長をさらに加速させていくため、東京・渋谷の本社に加え、国内第二の拠点として福岡社屋を建設するとしている。

 新社屋の所在地は福岡県福岡市博多区博多駅前2-172。階数は地上11階、地下2階。着工は2014年1月で、竣工は2015年。入居人数は約1000人を予定。

 福岡社屋では、LINEおよびLINE周辺サービスの開発ラボとしての役割や、アジア地域などへのアクセスの良さを生かし、グローバル展開をさらに加速させる役割を担っていく。これに伴い、九州を中心に西日本地域における人材の確保も進める。

 また、社屋の建設にあたっては、低層階に一般市民が自由に利用できる図書館等の公共施設を設置するなど、福岡市都心部機能更新型総合設計制度の活用を予定。敷地内の図書館と隣接する公園で利用できる無料Wi-Fiも提供する。

(三柳 英樹)