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ブラザー、PCレスでもクラウド連携できるドキュメントスキャナー

 ブラザー工業株式会社は、ドキュメントスキャナー「ジャスティオ」シリーズの新製品として、無線LAN内蔵でPCレスでも利用できる「ADS-1500W」「ADS-1000W」を11月上旬に発売する。

ADS-1500W
ADS-1000W

 「ADS-1500W」は、コンパクトタイプの本体に無線LAN機能を内蔵。本体のカラー液晶タッチパネルから操作でき、スキャンしたデータをPCを経由せずに、EvernoteやDropbox、Googleドライブなどの各種クラウドサービスにアップロードする機能を備える。

 無線LAN経由で、スキャンしたデータのメール送信や、FTP転送、ネットワーク共有フォルダーへの保存なども可能。専用アプリにより無線LAN経由でスマートフォンからも利用できる。自動給紙装置には最大20枚までセット可能で、運転免許証やクレジットカードなどの読み取りに利用できるカードスキャンスロットも搭載する。

 光学解像度は最大600×600dpi、読み取り速度は18枚/分。インターフェイスはUSB 2.0および無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)。本体サイズは285×103×84mm。重量は1.6kg。店頭予想価格は4万円前後。

 「ADS-1000W」は、クラウドサービスには対応せず、本体にカラー液晶タッチパネルを搭載しないシンプルなモデル。読み取り速度は16枚/分となる。本体サイズは285×103×84mm、重量は1.5kg。店頭予想価格は3万4000円前後。

(三柳 英樹)