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2014年第1四半期のデータ漏えいは約2億件、最悪の漏えい事故4件は韓国で発生

 米SafeNetは、2014年第1四半期(2014年1月〜3月)におけるデータ漏えいの深刻度を指標化した「SafeNet Breach Level Index」(以下、BLI)を発表した。期間中に紛失または盗難に遭ったデータ数は約2億件で、1日あたり約220万件のデータが盗まれているという。

 期間中に世界中で発生した漏えい事件のうち、最悪とされる5件のうち4件は韓国で発生。様々な業界で1億5800万件ものデータが紛失しており、世界で報告された漏えい事件全体の79%を占めている。この4件には、Korea Credit Bureau(韓国信用調査所)、Korean Medical Association(韓国医師会)、Korea Telecom(韓国通信)、ポータルサイトのNaverが含まれる。

 韓国でのデータ漏えい数は極めて多いが、漏えい事件の件数ではアジア太平洋地域が世界全体に占める割合は7%で、全体の78%を占める北米(199件)や、13%のヨーロッパに比較すると少ないとしている。

 業界別では、紛失または盗難被害に遭ったデータ数のうち、金融業界が56%、テクノロジー業界が20%を占める。漏えい事件の件数が最も多かったのはヘルスケア業界で、全体の24%を占める。

 第1四半期に発生した事件のうち、悪意を持った外部侵入者によるものは156件(62%)で、8600万件のデータが盗難被害に遭った。内部犯行の件数は全体の11%だが、犯行の効率は高く、盗難データ数では全体の52%となる。このほか、事故によるデータ紛失は全体の25%、政治的ハッカーや国による攻撃は全体の2%。

(三柳 英樹)