ニュース

バッファロー、スマホだけで初期設定できる11ac対応Wi-Fiルーター

 株式会社バッファローは、IEEE 802.11ac/a/b/g/nに対応したWi-Fiルーター「WSR-1166DHP」を9月下旬に発売する。価格は1万円(税別)。

「WSR-1166DHP」

 内蔵アンテナは、5GHz帯・2.4GHz帯それぞれに送信側2本・受信側2本を搭載しており、両周波数の同時利用が可能。11acで最大866Mbps、11nで最大300Mbpsの高速通信が利用できる。有線LANは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tに対応。

 スマートフォン/タブレット用アプリ「QRSetup」を利用することで、本体付属のQRコードを読み取り、ガイドに従うだけで、PCレスでWSR-1166DHPへのWi-Fi接続とインターネットの初期設定を行える。そのほか、AOSSとWPSにも対応している。

「QRsetup」を利用することで、PCレスで初期設定を行える
AOSS対応機器とのワンタッチ接続が行えるほか、WPSボタンも搭載

 また、中継機能を搭載しており、AOSSもしくはWPSに対応している他社製Wi-Fiルーターや従来モデルから、端末のWi-Fi設定はそのままで中継できる。そのほか、PCなどの有線機器とWSR-1166DHPを有線接続することで、無線LAN子機としても利用できる。

他社製Wi-Fiルーターからでも中継機能を利用できる
有線LAN機器を無線化できる

 ゲストポート機能を搭載しており、来訪者が所有するPCやスマートフォンを接続する際、家庭内ネットワークへの接続を許可することなく、インターネット接続のみ許可できる。SSID・認証キーによる接続だけでなく、ブラウザーを起動して、ユーザーID・パスワードを入力するウェブ認証も選択できる。

来訪者の端末を家庭内ネットワークに繋げず、インターネット接続のみ許可できるゲストポート機能

 セキュリティ機能は、WPA2-PSK(AES)、WPA-PSK(AES)、WPA/WPA2 mixed PSK(AES)、WEP(128/64bit)、Any接続拒否、プライバシーセパレーターのほか、最大64台のMACアクセス制限が利用可能。有線LANでは、ステートフルバケットインスペクション(SPI)、パケットフィルタリング、VPNマルチパススルー(PPTP)に対応する

 対応OSは、Windows 8.1/8/7/Vista/XP、Mac OS X 10.5以降、Android 2.2、iOS 5以降となっている。WSR-1166DHPの本体サイズは、160×160×36.5mm(横×縦×厚さ)で、重さは約340g。縦置き、横置きのほか、壁掛けにも対応している。

(山川 晶之)