プラネックス、USBストレージをネットワーク共有するためのアダプター2種


USBポートを2つ内蔵する「MZK-SNG02U」

 プラネックスコミュニケーションズ株式会社は17日、USB接続の外付けHDDやフラッシュメモリーをネットワークで共有するためのアダプターを発表した。USBポートの内蔵数、SDカードスロットの有無が異なる「MZK-SNG02U」「MZK-SNG02US」の2製品で、有線LAN部はともにギガビット仕様。参考価格は各8400円。いずれも12月下旬に発売する。

 USB接続の外付けHDDやフラッシュメモリーを接続し、他のPCから有線LAN経由でアクセスするためのアダプター。複数の機器から、外部ストレージに保存した音楽ファイルやデジカメ画像などを楽しむことができる。DLNAメディアサーバー、iTunes Server機能にも対応する。

 「MZK-SNG02U」はUSBポートを2つ、「MZK-SNG02US」はUSBポートとSDカードスロットを1つずつ内蔵している。有線LAN接続用の1000BASE-T対応ポートは両モデルとも1つずつ。なお「MZK-SNG02US」では、SDカードに保存したデジタルカメラ画像を、USBポートに接続した外付けストレージへワンタッチでコピーするための専用ボタンが追加されている。

 本体サイズは約72.5×60×25mm(幅×奥行×高)、重量が約62gで2機種とも共通。同梱のACアダプターで動作する。なお、接続できるストレージの容量は最大2TBまでで、フォーマットはFAT32に対応。このため、4GB以上のファイルは正常に取り扱うことができない。また、最大8ユーザーが同時アクセス可能。

「MZK-SNG02U」の背面部USBポート1つとSDカードスロット内蔵の「MZK-SNG02US」も同時発売

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(森田 秀一)

2010/12/17 18:31