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バッファロー、「キキNavi」に法人向けルーターの一括設定機能を今秋実装

 株式会社バッファローは5月1日、同社のリモート管理サービス「キキNavi」において、法人向けルーター「VR-U」シリーズの一括設定変更が可能となるファームウェアアップデートを秋頃に公開すると発表した。

 キキNaviは、同社製のNASやルーター、Wi-Fiアクセスポイント、スマートスイッチなどをリモートで一括管理できるサービス。予定されている法人向けルーターの一括設定変更機能では、CLI(コマンドラインインターフェース)コマンドをテキストファイルとして保存し、キキNaviに登録することで、選択したルーターに一括で設定できる。また、キキNaviのデバイス一覧に表示されるホスト名やシリアル番号、機器の設置場所などの情報を、CSV形式で出力することも可能になる。

 これにより、多店舗を展開するコンビニエンスストアや飲食店など、複数拠点の機器を一括で管理しているネットワーク管理者の負荷を軽減できるとしている。

 対象となる製品は、10Gbpsに対応した有線モデルの「VR-U500X」と、Wi-Fi 6対応モデル「VR-U300W」。設定可能な項目は、インターネット設定、LAN設定、ルーティング設定、ファイアウォール設定、UTM設定、VPN設定、ネットワーク設定、Wi-Fi設定、管理設定。

VR-U500X
VR-U300W