iOS向けのGmail公式アプリが通知センターをサポート


 米Googleは25日、同社のiOS向けGmail公式アプリをアップデートし、通知センターのサポートを含む3つの新機能を追加したと発表した。いずれもiPhoneでGmailをデフォルトメールとして使用するために便利な機能と言えそうだ。

 通知センターがサポートされたことによって、新着メール通知をいつでも表示できる。通知オプションとして、バナー、アラート、ロックスクリーン画面への表示オプションから選択できる。Googleによると、通知は前バージョンに比べて「最大で5倍」速くなったとしている。

 また、独自の「From」アドレスを設定できるようになった。この機能を利用する場合、あらかじめデスクトップ版Gmailの「アカウントとインポート」設定画面から別の「From」アドレスを登録しておく必要がある。すると、Gmailアプリでメールを作成する際に、登録済みアドレスから選択可能になる。

 さらに、今回のバージョンからログイン状態を維持できるようになった。これまでは一定期間が経過すると自動的にログアウトされていた。ログアウトする場合にはログアウトボタンを使用する。

 Googleでは、今後も公式アプリの機能を改良していく予定で、将来的には複数アカウントをサポートする予定だとしている。


関連情報


(青木 大我 taiga@scientist.com)

2012/6/26 11:19