Android版「LINE」で仮想通貨を先行導入、友だち管理機能も


 NHN Japan株式会社は21日、同社が運営する無料通話・無料メールアプリ「LINE」のAndroid版の最新版(バージョン3.1.0)を公開。LINE上で流通する仮想通貨「LINEコイン」を導入した。同日公開した占い・診断サービス「LINE占い」やスタンプなどの有料コンテンツを購入できる。販売は100コイン(170円)から。今後はLINEコインで決済可能なコンテンツを拡充していく。

 あわせて、LINEの新プラットフォーム「LINE Channel」のサービスとして、LINE占いを公開。スタンプの定番キャラクターが登場する「星占い」「タロット占い」「相性占い」のほか、「an・an占い」「本格占い」など、総計200種類以上の鑑定メニュー(一部有料)を提供する。

 バージョン3.1.0ではさらに、LINEでつながる友だちの中でも特によく連絡を取る友だちを「お気に入り」に追加して、「友だち」一覧ページの上部に表示できるようになった。これにより、多くの友だちの中から探す手間をかけずにすぐ連絡を取れるようになる。

 また、友だちの名前を自分にとってわかりやすい名前に編集できるようになった。従来はアドレス帳の登録名か、友だちが自分で登録したLINEの名前で表示されており、名前を自由に編集できなかった。

 さらに、友だちの一覧から、あまり連絡を取らないような人を非表示にする機能も追加。連絡が来たときには受信したい、またはブロックするのは気まずいという相手を、友だち一覧から非表示にできる。

 このほか、「メールアドレス登録」機能のパスワード変更時に、旧パスワードの入力確認を必須にしてセキュリティを強化した。

 なお、今回発表した新機能はいずれもAndroidアプリのみで利用可能。iPhone(iOS)版についても後日、同様の機能が利用できるようになる。


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(増田 覚)

2012/8/21 19:16