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サッカー豪州戦の夜、Twitterを最も盛り上げた男は本田、5位に松木安太郎
(2013/6/5 20:00)
ヤフー株式会社は、サッカーW杯アジア最終予選として4日夜に行われた日本対オーストラリア戦に関するつぶやきを集計した結果を発表した。
TwitterやFacebookなどに投稿されたつぶやきを、ほぼリアルタイムに検索できるYahoo!検索上のサービス「リアルタイム検索」を使って調査したもの。調査対象期間は6月4日18時~22時で、15分単位で推移などをグラフ化している。
試合に出場した日本代表14選手の中で、名前を含む投稿が最も多かったのは本田圭佑選手で、調査対象期間中の投稿総数は37万9344件に上った。特にペナルティキックで得点を決めた瞬間を含む21時15分~21時30分の時間帯に投稿が集中し、15分間で17万5608件に上った。
以下は、2位が香川真司選手で5万6748件、3位が川島永嗣選手で4万4657件、4位が長谷部誠 選手で4万3789件、5位が長友佑都選手で3万8305件と続く。
出場した全14選手の選手名の投稿数を合計すると75万8969件になるが、実にその半数を本田圭佑選手が占めた。
サッカー解説者についても集計している。実況の松木安太郎氏の注目度が高く、同氏の名前を含む投稿は3万9629件に上った。ゴン中山氏の9429件、セルジオ越後氏の3940件も比較的多いというが、それを上回るかたちで突出しているという。また、選手と比べてみても、長友佑都選手を上回って5位に位置付けるほどだ。
ヤフーによると、松木氏の名前を含む投稿は「気持ちのこもった特徴的な解説に対するツッコミなどの反応が多く、試合全体を通して高い投稿件数で推移している」。特にゴールにからむなど熱が入る瞬間の発言には投稿が集中し、数回にわたって松木氏がSNSを盛り上げたと評している。
試合時間中を通した投稿数の推移を見ると、最も盛り上がった時間帯は、やはり終了間際の21時15分~21時30分の時間帯。日本がペナルティキックで得点して同点に追いつき、W杯出場が決定した瞬間であり、その他の時間帯を大きく引き離していた。
試合終了後も、スクランブル交差点の交通規制が行われた「渋谷」が12万1153件投稿されたほか、ダイビングする人が必ず現れる「道頓堀」も投稿数が急上昇し、1万6032件に上ったという。なお、それぞれの盛り上がりのピークの時間帯は「道頓堀」の方が早く、試合直後に最も盛り上がりを見せたのに対し、「渋谷」は投稿数が急激に上がりつつも試合終了から少し間をおいた時間帯が最も話題になったとしている。