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Apple、「OS X Mavericks 10.9.1」を公開、Safariのアップデートも

 米Appleは16日、Mac用OS「OS X Mavericks」の最新アップデートとなるバージョン10.9.1を公開した。安定性や互換性の向上のほか、ウェブブラウザー「Safari」のセキュリティ修正も行っており、すべてのユーザーに対してアップデートを推奨している。

 OS X Mavericks 10.9.1では、Gmailのサポートに関する改善や、VoiceOverの絵文字を含む文章の読み上げに関する問題の修正、非英語環境でのiLifeとiWorkのアップデートに関する問題の修正、日本語キーボードが以前に使用した言語を保持する問題の修正などを行っている。

 また、ウェブブラウザー「Safari」は最新のバージョン7.0.1に更新される。Safari 7.0.1では、サイドバーで共有リンクをを開いている際に定期的に更新するようになった。また、Fedexなどのサイトでフォームに入力するとSafariが応答しなくなる問題の修正や、FacebookでのVoiceOverの互換性の改善を行っている。

 セキュリティ面では、Safariの自動入力機能に関する脆弱性と、WebKitに存在するメモリ破損の脆弱性(計8件)を修正している。また、Safari 6についても、バージョン6.1.1で同様の脆弱性を修正するとしている。

(三柳 英樹)